皆さんは”ピーベリー”という言葉を聞いたことがありますか?
実はこれ「小さくて丸いコーヒー豆」のことなんです。
普通のコーヒー豆とは異なり全体的に丸みを帯びているこの豆は、同じ木から採れたものであっても普通のコーヒー豆とは違った味わいに仕上がります。
今回はそんなピーベリーの基本的な知識や味わいの特徴などについてご紹介します。
ピーベリーは高級品としても欠点豆としても扱われる不思議な豆です。
その個性を活かして下の商品のようにピーベリーだけを集めて販売されることもあります。
ピーベリーは他のコーヒー豆と何が違う?
コーヒー豆はコーヒーノキ(実は正式名称はコーヒーの木ではなくコーヒーノキ)に実る果実から取り出した種子の部分です。
本来であれば下の図のように果実1つに対して2つの種子が入っています。
しかし、稀に何らかの原因で丸い豆が1つだけ入っていることがあり、これをピーベリーと呼びます。
枝先の方など栄養が不足しがちな箇所にできることが多く、1本の木から採れるコーヒー豆のおよそ3〜5%がピーベリーであると言われています。
ピーベリーは高級なコーヒー豆?
収穫量の少ないピーベリーは高級品として扱われることがあります。
豆のランクにもよりますが、通常のコーヒー豆と比べて10%〜20%ほど高値で取引されることが多いです。
例えばこちらの商品の場合、同店舗の普通の豆と比べて20%ほど高値で販売されています。
欠点豆として扱われることもあるピーベリー
高級品として扱われる一方で欠点豆として扱われることもあるのがピーベリーの不思議なところ。
欠点豆として扱われてしまう1番の理由は豆の大きさです。
通常の豆よりも小さいピーベリーは、ピーベリー以外の豆と同時に焙煎すると焙煎ムラが生じやすいため焙煎前のハンドピックで取り除かれてしまいます。
特に浅煎りにする場合はその影響が大きく、味わいを変化させてしまうんです。
ピーベリーは他の豆に比べて小さいため、火の通りが早いのが特徴です。
ピーベリーの味わい|普通のコーヒー豆との違いについて解説
ピーベリーについてざっと説明を終えたところで、おそらく多くの方が気になっているであろうピーベリーの味わいについて解説していきます。
普通のコーヒーとは一味違った味わいです。
ピーベリーはクリアで雑味が少ないのが特徴
ピーベリーを使って淹れたコーヒーを飲んで最初に感じたのは「クリアさ」でした。
同じ産地の普通のコーヒー豆と比べて、極めて雑味が少なくスッキリとした味わいです。
また、クリアでありながらもコクが感じられるのもピーベリーの特徴。
高級品として扱われるのも納得の味わいで、満足度の高いコーヒーです。
個人的にはかなり好きな味わいで、皆さんにもぜひ飲んでいただきたいと感じました。
▽ピーベリーがおいしいと言われる理由
通常のコーヒーは1つの果実の中に2つの種子が入っているため、栄養素を分け合っていることになります。
一方でピーベリーは1つの果実の中に1つの種子なので、栄養素を独り占め。
栄養素をふんだんに吸収することができるため、普通のコーヒー豆よりおいしいと言われています。
高品質なピーベリーを購入したいならTOKYO COFFEEがおすすめです
コーヒー好きなら絶対に1度は飲んでおきたいピーベリーですが、希少価値が高い豆であるため購入できる場所が限られているのが悩ましいところ。
そこでAmazonでも購入することができるとっておきのピーベリーをご紹介します。
それがこちらの東京コーヒーさんのピーベリーです。
東京コーヒーさんは”滅多に会えない貴重な商品に出会えた”という口コミがあるほど、高品質なコーヒーを取り扱われている人気コーヒー店です。
ネット通販で手軽にピーベリーを買ってみたい方はまずここの豆を買っておけば間違いないでしょう。
オーガニックなコーヒーで安心感が高いのも魅力。
また、Amazonでも購入可能なのがとっても便利です。
小さくて丸い見た目とクリアな味わいが特徴のピーベリー
ピーベリーは「小さくて丸い見た目」と「クリアな味わい」が特徴のコーヒー豆です。
希少価値の高さから高級品として扱われていますが、味わいもハイクオリティ。ピーベリーならではの味わいにハマり、リピートする人も意外と多いです。
「2つ分の栄養素を1つに凝縮したピーベリーの旨み」をぜひ試してみてください。