コーヒー豆の使用量の目安|コーヒー1杯に使用する豆の量やおすすめのレシピを解説

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レシピ公開!世界で活躍するバリスタはどう淹れている?

コーヒーをドリップするバリスタ

ここまで基本の分量や有名コーヒーショップのおすすめの淹れ方を紹介してきました。

しかし、あくまで基本は基本。世界トップレベルのバリスタはきっと独自の淹れ方を編み出しているはずです。
世界チャンピオンに輝いたことのある2人の日本人バリスタのレシピをチェックしていきましょう。

「World Barista Championship2014チャンピオン」井崎英典さんのレシピ

井崎英典氏の横顔
出典:井崎英典オフィシャルサイト

井崎さんはイタリアで2014年に開催されたWorld Barista Championshipにて、アジア人として初めてのチャンピオンに輝きました。日本人チャンピオンは現在においても井崎さんのみという快挙です。

井崎さんは「とにかく計測する癖をつけること。コーヒーの成分を効率良く湯に移行することが重要。」と話されており、豆とお湯の分量がコーヒーの味に大きな影響を与える要因だと考えておられるのがよくわかります。

気になるレシピは6〜8gの豆に100mlのお湯を使用するというもの。幅があるものの基本と比べてやや薄めのバランスです。
また、挽き方は中挽きがおすすめとのことで、豆が持つ華やかさを活かしたすっきりとした味わいのコーヒーを淹れられるレシピとなっております。

「World Brewers Cup2016 チャンピオン」粕谷哲さんのレシピ

バリスタ粕谷哲氏
出典:PHILOCOFFEA公式HP

2016年にWorld Brewers Cupでアジア人として初めて優勝した粕谷哲さん。独自のドリップ方法「4:6メソッド」は世界中でプロからも一般の方からも大きな支持を受けています。

そんな粕谷さんのレシピは豆20gに対してお湯を300g使用するというもの。
2杯分を同時に抽出することで安定を図るために2杯の量となっていますが、分量のバランスは基本と同じです。

また粕谷さんは、「少し粗めに挽くことで綺麗な味わいのコーヒーが作りやすい」と話されています。

ヤマダ

世界トップレベルのバリスタも分量は基本とほとんど同じです。
皆さんも基本を大切にした上で、好みに合わせた淹れ方を探してみてください。

 

▽誰でもおいしいコーヒーが淹れられる「4:6メソッド」の詳しい抽出方法はこちらの記事をご覧ください。

本当においしいからこそ基本になった「豆10gで150mlのコーヒー」

コーヒーを飲むショートカットの女性

コーヒーを淹れるためのレシピには様々なものがあります。
しかし、「豆10gで150mlのコーヒーを抽出」というレシピが基本として広まっているのは、それなりの理由があるんです。

普段何気なくコーヒーを淹れられる方も、基本と言われている味わいを知ることできっと好みの味を探しやすくなるはず。
手間だと感じるかもしれませんが「計測する癖をつける」ことを大切に、コーヒーの基本の味を確かめてみてください。

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