ドトールのブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーは何が違う?アメリカーノとの違いも

2杯のホットコーヒー

コーヒーチェーン店にはたくさんの種類があり、チェーンごとに異なるコーヒーを提供しています。

しかしながら、それらの違いがよく分かっている方は意外と少ないのではないでしょうか。

本記事では、人気コーヒーチェーン「ドトール」で提供されているブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの特徴や違い、またアメリカンコーヒーとアメリカーノの違いなどについても合わせてご紹介します。

ヤマダ

ちなみに私はドトールではいつもアメリカンコーヒーを飲んでいます。

 

目次

ドトールで提供される2種類のホットコーヒー

真上から見たコーヒー

ドトールでは2種類のホットコーヒーが販売されています。

それが「ブレンドコーヒー」と「アメリカンコーヒー」です。

それぞれにはどんな違いがあるのでしょうか?

 

ちなみに、スターバックスでは3種類のホットコーヒーが販売されています。
気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

 

【定番】ドトールを代表するブレンドコーヒー

コーヒーとコーヒー豆

ブレンドコーヒーはドトールコーヒーショップの定番ドリンクです。

「香り高く、甘みのあるコーヒー」を追求し、バランスのとれた味わいに仕上げたブレンドは多くの人がおいしいと感じる味わいに。

やや苦めに調節された味わいは昔ながらの喫茶店を彷彿とさせてくれます。

しかし、冷めてくるとやや酸味が目立ってくるため暖かいうちに飲み切ってしまうのがおすすめです。

S250円
M300円
L350円
2024年11月現在の価格表

使われている豆は市販もされているマイルドブレンド

マイルドブレンド
出典:ドトール公式HP

ブレンドコーヒーに使われている豆は、ドトールにて販売されているマイルドブレンド。

そのため、家でも全く同じ味わいのコーヒーを飲むことができます。

ドトールのコーヒーが好きな方にはとてもおすすめな商品です。

【スッキリ飲みやすい】甘みを感じるアメリカンコーヒー

ホットコーヒーの表面

ブレンドコーヒーをよりまろやかに飲みやすくしたのがアメリカンコーヒーです。

実はドトールのアメリカンコーヒーはブレンドコーヒーにお湯を足して作っています。

作り方は出来上がったブレンドコーヒーにお湯を投入すると至ってシンプル。お湯を足すことによってブレンドコーヒーの苦味や酸味を和らげることができているんです。

S250円
M300円
2024年11月現在の価格表

差し湯はプロのバリスタも使用する手法

「コーヒーにお湯を足す」と聞くとあまり良いイメージではないかもしれませんが、実は差し湯はコーヒー業界では技のひとつとして認識されています。
雑味を減らして味わいをクリアにしてくれるため、ドトール以外でも差し湯前提のレシピでコーヒーを提供しているカフェは意外と多いです。

ヤマダ

ブレンドコーヒーに差し湯をするため、もちろん使用されている豆はブレンドと同じ「マイルドブレンド」です。

  

ちなみにドトールではブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーで使われているカップの大きさが異なるのでサイズ選択の際には注意が必要です。

アメリカンコーヒーとアメリカーノって何が違うの?

二つ並んだホットコーヒーのカップ

アメリカンコーヒーとよく似た名前のコーヒーとしてアメリカーノというコーヒーがあります。

パッと見ただけではほとんど同じで、違いなんて何もないように感じるアメリカンとアメリカーノ。

名前もほとんど同じことから「お店によって商品名が違うだけでは?」と思っている方もいらっしゃると思います。

しかし2つの間には明確な違いがあるんです。

ヤマダ

実は味わいも全然違うんです…。

アメリカーノの最大の特徴はエスプレッソを使用すること

エスプレッソを抽出するバリスタ

アメリカンコーヒーとアメリカーノの最大の違いはエスプレッソを使用するかどうかです。

アメリカンコーヒーは一般的なコーヒーにお湯を加えることで出来上がりますが、アメリカーノはエスプレッソにお湯を加えます。

そのためアメリカーノは、エスプレッソ独特の苦味や旨味、コクを持ちながらも後味がスッキリとしたコーヒーに仕上がります。

作り方特徴
アメリカンコーヒー通常のコーヒーにお湯を加える雑味が少なくまろやかな味わい
アメリカーノエスプレッソにお湯を加える苦味やコクを感じつつも後味はすっきり
アメリカンコーヒーとアメリカーノの違い
ヤマダ

ちなみにスタバで販売されているのはアメリカンではなくアメリカーノです。

家でアメリカンコーヒーやアメリカーノを楽しみたい!

基本の淹れ方をマスターすることで、ご家庭でも簡単にアメリカンコーヒーやアメリカーノを楽しむことができます。

アメリカンコーヒーを作るときは「4:6メソッド」を使用する

ハンドドリップで抽出する様子

アメリカンコーヒーを作る場合、まずコーヒーを抽出する必要があります。

この時におすすめしたい抽出方法が、バリスタ世界チャンピオンの粕谷氏が考案した「4:6メソッド」です。

この方法を使えば本当に誰でも簡単においしいコーヒーを抽出することができます。

こちらで抽出したコーヒー150mlに30mlの差し湯をすることでバランスの良いおいしいアメリカンコーヒーを作ることができますよ。

ヤマダ

差し湯の量は好みで微調整してみてください。
概ね20ml〜50mlの範囲で調整するのがおすすめです。

家でアメリカーノを作るならマキネッタがおすすめ

机に置かれたマキネッタ

「コーヒーを極めたい」という方や「エスプレッソを使ったドリンクを色々楽しんでみたい」という方はこちらのような全自動エスプレッソマシンを購入するのが一番おすすめです。

しかし、高額であるため簡単に買えるものではない方の方が多いでしょう。

ヤマダ

私はAmazonのセール時に清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しましたが…。

 

そこでおすすめしたいのがマキネッタを使用する方法。

マキネッタとは下のような器具で、ガスコンロがあれば簡単にエスプレッソを抽出することができます。
(最近はIH対応のマキネッタも販売されています。)

ヤマダ

マキネッタで抽出したエスプレッソと本物のエスプレッソは違うとの意見もありますが、マキネッタを使えばドリップコーヒーとは異なる旨味を凝縮したコーヒーを抽出できます。

使い方もとても簡単。こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

使い方だけでなくマキネッタの選び方についても解説しています。

また、アメリカーノを作る時はマキネッタで抽出したコーヒーとの比率が1:3になるようにお湯を加えます。(コーヒー1に対してお湯が3)

1:3が基本ですが、こちらも好みに応じて調節しましょう。

カフェでも家でもおいしいコーヒーを楽しむ

コーヒーを楽しむ金髪の女性

ホットコーヒーというジャンルの中でも複数の種類のコーヒーがあり、それぞれの特徴は異なります。

ドトールだけを見ても2つのコーヒーがあり、異なる味わいを楽しむことが可能。

色々なコーヒーをカフェでも家でも楽しんで自分の中の1番を探してみましょう!

ヤマダ

”コーヒーを知ることはコーヒーを楽しむことにつながる” です!

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